ICOM IC-R20(モスボール中)

IC-R20

機能面では最強のハンディーだったと思う(発売当時)
ICレコーダー機能や、超高速のスキャン/サーチなど、どれをとってもいい
が、UHF airの中程の感度が最凶に悪い
ちょうどコードレス電話などがあるあたりで、わざと悪くしてるのか!というくらいひどい
250-300MHzあたりはまず実用にならない
どのくらいひどいかというと、空自の基地で275.8で機体側が聞こえない。厚木基地で299.7の機体側が入らないなど
VHF airはかぶりなどが非常に少なく、メモリースキャン感覚で全域サーチ出来る
売りの一つである2VFO機能は確かにいい。がUHFの低い方が使えないため
航空祭などではまず使わない。
サーチのステップ/モードがプログラムできず、VFOで設定したステップ/モードに依存する
全く理解できない仕様だ。UHFなんて何カ所も設定しないといけない
特にクローンinするとその辺の設定がリセットされるので、とてもだるい
そのせいで、主力時代はサーチ専用に別の受信機を使ったりしていた
だって100kHzステップに設定していて、急に25kHzステップでサーチしたくなったら
何カ所もステップを設定し直さないといけないんだよ。日が暮れるつーの
結局総合力でこれを凌ぐラジオがなかなか出なかったので、長らく主力の一角だった

付属のリチウムイオン電池はかなりもつ。航空祭丸一日でも余裕
単三3本でも使える。単三でももちはいいが、3本は中途半端で困る

別売のCS-R20(メモリー管理ソフト)を使うと更に最強
逆にいえばこれがないとだるすぎ。ケーブルなんていらないから、このくらい無料にしてよって感じだ
バンク単位の編集(コピー、移動など)が出来ず、超いらいらする
データ構造を解析したが、確かにバンク単位の編集をするのは、ちょっと面倒くさい
録音した音声もPCとやりとり出来るが、PCで再生出来ないという超訳わかめな仕様
一応海外のフリーソフトで変換は可能。今でもダウンロード出来るのかね
やれやれ

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