アジア通信 R535

R535

昔持っていた大量の受信機は、ほとんど無くなってしまったが、数少ない生き残りの一つ
発売された当時はそもそもUHFエアーバンドを聞けるラジオがARの固定機くらいだった時代
そこに突如登場したR535。AORに比べると安価でポータブルにもできるとあって、当時空港ではかなりの人が持っていた
この前にR-532というVHF専用モデルが出ていて、535と筐体などはかなり似ている
R-537などのハンディ型も出していた
結局アジア通信は後継機を出さないまま受信機からは撤退した

メモリー数や、操作性は最低だが、決まった周波数を受信するのにはいい
昔は超高速スキャン/サーチが売りだったが、今となっては並
スキャンなどすると、パタパタいうのがうるさい
アンテナ端子がBNC、Mの2つあるので助かる
気休め程度のロッドアンテナを差す所もある
天板にいきなり穴があるので、知らない人が見たら不思議に思うかも
バックライトは二段階に明るさを調整出来るが、消灯はできない
UHFとVHFでバックライトの明るさが変わるw
純正ACアダプタは無くなったので、今は安定化電源を使用
現役当時も純正アダプターはそこそこの値段だったので、社外品を使う人が多かった
元々ポータブルで使うための電池boxとケースがあったんだけど、無くなってしまった
ちなみに電池boxの着脱には一々ねじ止めが必要。box自体は簡単に開閉できる
ポータブル運用はしないが、電池boxとケースは激しく欲しい
毒電波を発しているらしく、特定の周波数を受信中に別の受信機がかぶる
最近はすっかり陳列状態

現役当時から良く壊れた例を見かけた。数台所有していたが、幸いにも壊れたことはない
中身はほぼディスクリートパーツだが、かなりの高密度
技術力がある人なら修理はできるかも

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